米国雇用統計及び今週の値動きについて

3日(金)雇用統計の結果は悪かった。特に雇用者の市場予想55万人増のところ、結果は21万人。このパターンでは金融緩和の思惑から株価は上昇したが、パウエル氏は強固にテーパリングの加速を表明している。優先順位がインフレ対応に変わってしまったことで、経済成長に対する処方箋が出されなくなってしまったのだ。

 

少なくとも12日のfomcまでは弱いと考えられる(加速を表明することは間違いないが、おそらく織り込み済みからの買いが12日以降ははいる)。が、日本市場を見ると、最近の下げに嫌気がさしたのか下値を支える力も大きい。今週1週間は上がったり下がったりの動きになるだろう。大きく上がったら下がるし、大きく下がったら上がる。取るべき対応は、「下がった局面で徐々に買い足していく」こと。金額としては、FOMCまでにあと200万円。

 

それでは選ぶべき銘柄。今上がっているか下がっているかはともかく、fomc後に着実にあがっていく銘柄を選ぶ。ポイントは①米国の金利上げによる恩恵を受けられること、②コロナによるサプライチェーンの混乱に強いこと、③当然今後強い需要が見込まれるもの、を考えていきたい。ということを週末調べます。

 

補足 ①について

米国金利があがると、ドルの価値が高くなるので、円安につながる。つまり輸出産業をみよ、ということ。すでに車上がってるけど、まだワンチャン。